水のいらないドライシャンプーは、介護が必要な老犬や怪我をしたときなど、負担をかけたくないシーンで重宝するアイテムです。
犬用ドライシャンプーには、泡・スプレー・パウダー・シートの4種類があり、それぞれ用途が異なります。
この記事では、愛犬にあわせて最適なドライシャンプーを選択できるよう、お手伝いしていきます。
犬用ドライシャンプーおすすめ11選【2024年最新版】
洗浄力を求めるのであれば泡タイプがベストですが、手軽にケアをするならミストタイプがおすすめ。
最も手軽なケアができるのは使い捨てのシートタイプですが、使用感を求めるならパウダーが最適。
商品 | 種類 |
---|---|
PetCare | 泡 |
A.P.D.C. | 泡 |
ZOIC | ミスト |
Bonbi | 泡 |
Petio | 泡 |
JOYPET | シート |
Nature+ For Dog | 泡 |
犬猫生活 | 泡 |
重曹 | ミスト |
現代製薬 | パウダー |
プレミスティ | ミスト |
それぞれの利用シーンに合わせて選択できるよう、犬用ドライシャンプーの種類ごとに厳選した11アイテムを紹介していきます。
PetCare
PetCareはペットの安全を最優先に考えた泡状のドライシャンプーとなっており、安心できる無添加製品です。
消臭・除菌効果のある特許技術を用いた銀イオンと、プラチナナノコロイドを配合しています。
プラチナナノコロイドの効果で皮膚が活性化し、散歩後の汚れも簡単に落とすことができるPetCare。
PetCareのドライシャンプーなら体へ負担をかけずにニオイ対策ができるため、老犬にもおすすめしたい商品です。
肉球のケアにも適しており、犬用シャンプーだけでなく猫にも使える優れた商品となっていますので、ぜひ試してみてください。
A.P.D.C.ウォータレスシャンプー
水を使わない新時代のケアとして、愛犬家の注目を集めるA.P.D.C. ウォータレスシャンプー。
被毛と皮膚にやさしく馴染む泡が、汚れをしっかりキャッチします。
軽くマッサージしてタオルで拭き取るだけの簡単ケアで、お散歩後の足裏や旅行中のサッとした洗浄に最適。
A.P.D.C.が提案する、新しいシャンプー体験をあなたの愛犬に試してみてはいかがでしょうか。
ゾイック(ZOIC)ドライシャンプー
水を使わないので、場所を選ばず、愛犬をケアできるゾイック (ZOIC) ドライシャンプー。
低刺激のアミノ酸系成分が、愛犬のデリケートな皮膚と被毛をやさしく包み込み、汚れをしっかり落とします。
散歩後の足元やお顔周り、シャンプーが難しい幼犬やシニア犬にもピッタリの拭き取りタイプです。
グリーンフルーティフローラルの香りで、愛犬だけでなく飼い主もリフレッシュ!
ぜひ、あなたも愛犬と一緒にZOICを体験してみてはいかがでしょうか。
ボンビアルコン(Bonbi)ボタニカルドライシャンプー
ボンビアルコンのドライシャンプーは、水なしでの清潔感を実現します。
植物由来の原料がデリケートな肌をやさしく守り、桃の葉エキスと桜の葉エキスが被毛をいたわりながら、愛犬の肌を穏やかに洗浄。
シャンプーが苦手なペットや、シニア、要介護の愛犬・愛猫にもピッタリの洗い流し不要タイプです。
ピーチセラミドが肌の潤いをキープし、さらに桃の香りが心地よく広がるBonbiのボタニカルドライシャンプー。
ボンビアルコンが提案する、新しいペットケアのスタンダードを体験してみませんか?
ペティオ(Petio)泡でふきとるドライシャンプー
Petioのドライシャンプーは、きれいにしたい部分に簡単にスプレーし、揉み込むだけ。その後、布やウェットティッシュでサッと拭き取ることで、ペットの手足や体をすっきりと清潔に保ちます。
とくに散歩後の手足や、シャンプーが苦手な子供たち、また体に負担をかけたくない時に最適。
災害時の備えとしても活躍しますよ。
ベトナム産の品質と、すべての犬と猫の品種に適しているこのシャンプーで、ペットのケアをもっと手軽に、もっと快適にしてみてはいかがでしょうか。
JOYPET(ジョイペット)シャンプータオル
ヒアルロン酸の保湿効果で、愛犬の皮膚に潤いを与え、保湿効果もあるJOYPET(ジョイペット) シャンプータオル。
使いやすい厚手のシートタイプなので、拭き取るだけで簡単に汚れを落とせるだけでなく、ハウスダストや花粉の対策も可能です。
愛犬が舐めても安全な食品添加物を使用しており、低刺激な弱酸性の無香料タイプなので、安心して愛犬の体をケアしていけます。
ネイチャーフォードッグ(Nature+ For Dog)犬用ドライシャンプー泡
愛犬の健やかな毛並みと肌を守る、ネイチャーフォードッグのドライシャンプー。
古来より信頼されるツボクサ由来のCICA成分を贅沢に配合し、肌荒れを防ぎながら、皮膚をすこやかに保ちます。
100%植物由来の成分で、敏感な肌の子犬や高齢犬にも優しく、洗い流しの手間も不要。
さらにパラベン、SLS、SLES、シリコンなどの成分を含まない10の無添加を実現しているため、安心してケアできます。
シンプルでおしゃれなパッケージは、ギフトにも最適。
愛犬との特別なひとときを、ネイチャーフォードッグのドライシャンプーでより豊かにしてみてはいかがでしょうか。
水のいらない自然派シャンプー犬猫生活
水は不要、ただ泡をつけて拭き取るだけで、愛犬の毛がサロン帰りのようにふわふわに!
銀座や広尾の一流ドッグサロン「Inu to Town」との共同開発により誕生した犬猫生活のドライシャンプー。
オリジナルブレンドのハーバルウッディの香りは、オレンジやユーカリ、パチョリの精油が織りなす心地よい香りで、犬の免疫や自律神経を考慮して選ばれています。
12の無添加成分が特徴の犬猫生活が提供するドライシャンプーは、敏感な皮膚を持つ犬や子犬にも安心して使用できる低刺激設計です。
愛犬の清潔と健康を考えるあなたに、最高のケアを提供する「犬猫生活」のドライシャンプーをぜひお試しください。
洗わないスプレーシャンプー重曹
重曹の力で、ペットの毛を自然にクリーンにできる「重曹 アイテム 洗わないスプレーシャンプー」。
これまで紹介してきたアイテムと同様に、「重曹 アイテム 洗わないスプレーシャンプー」も水を使わずに愛犬を簡単にケアできます。
天然のハーブ・ベルガモットの爽やかな香りが、ペットの体臭を和らげ、しっかり消臭。
400mlの大容量で、ちょっとしたケアに十分対応できます。
日本製の品質で、ペットの安全と健康を第一に考えた成分を使用しているため、日々のケアで重曹の自然な力をお試しください。
現代製薬GSドライシャンプー
清潔と香りの二重の魅力を持つ、現代製薬のGSドライシャンプー。
特別な超微粒子パウダー技術を採用し、ペットの被毛を優しくコートして汚れやにおいをしっかり吸着。
軽いブラッシングだけでサッと清潔になるため、お風呂が苦手な愛犬や高齢の愛猫も、ストレスフリーできれいになれるのが魅力です。
心地よいフローラル系の香りが長持ちし、ペットも飼い主もリフレッシュできる現代製薬のGSドライシャンプーで、ぜひ日々のケアを充実させてみてください。
PREMISTY(プレミスティー)ドライシャンプースプレー
特許取得の新技術を駆使し、化学物質ゼロ・無香料でボトリングされた「クリーニングスプレードライシャンプー(プレミスティ)」。
プレミスティのクリーニングスプレードライシャンプーなら、愛犬の全身ケアはもちろん、顔や口元のクレンジングにもピッタリです。
よだれやけのケアにも、ぴったりのアイテム。
シャワーが苦手なペットや、室内での手軽なケアを求める飼い主さんに最適なプレミスティのクリーニングスプレードライシャンプーは、あらゆるライフステージのペットに優しいケアを提供します。
介護が必要なペットやトイレトラブルのあるペットのお手入れにも利用できるため、ぜひ活用してみてください。
犬用ドライシャンプーとは?
犬用ドライシャンプーとは、水を使わずに簡単に愛犬をケアできる革命的なアイテムです。
汚れやニオイが気になる場面でのシャンプーが難しい場合に重宝する犬用ドライシャンプーは、まさに救世主の役割を果たします。
高齢や病気、ケガをしている愛犬の日常を清潔に保つのに最適な犬用ドライシャンプー。
犬用ドライシャンプーなら、手軽に泡をつけてマッサージのように全身に広げ、最後にタオルで拭き取るだけでOK。
忙しい日々のペットケアを劇的に改善し、愛犬との絆をさらに深める選択肢のひとつとして注目されています。
犬用ドライシャンプーのメリットとデメリット
犬用ドライシャンプーは、圧倒的にメリットの多い商品です。
便利に使える反面デメリットもありますので、敏感な愛犬への配慮を怠らず、正しい使用方法でケアしていきましょう。
犬用ドライシャンプーが向いているケース
- 病気や術後など体調のすぐれない犬
- 身体に負担をかけたくない老犬
- シャンプーが苦手な犬
- 外出先や旅行先で使用したい
- 食後の汚れや散歩後の足ケアなど部分的に使用したい
- トイレ訓練中や水慣れしていない子犬
犬用ドライシャンプーが向いていないケース
- 雨の日の散歩後や泥汚れなど、しっかり洗浄したい
- 炎症や感染症などの皮膚疾患がある
- 特定の成分にアレルギーがある
- 毛のもつれや絡みを解消したい長毛種
- 匂いに敏感な犬
- 長期的に連続して使用したい場合
犬用ドライシャンプーの選び方:成分やタイプ別のポイント
犬用ドライシャンプーの選び方は、以下のとおりです。
用途に合わせて犬用ドライシャンプーの種類を選ぶ
犬用ドライシャンプーは、4種類あります。
種類 | 洗浄力 | 特徴 |
---|---|---|
泡 | 被毛になじみやすい 毛が固まりやすい 内容量が少ない | |
ミスト | 保湿できる 乾燥する時間がかかる | |
パウダー | サラサラ仕上がり ブラッシングだけでOK 粉が消えにくい | |
シート | 使い捨てで後片付けが簡単 |
それぞれの洗浄力と特徴を踏まえて、利用シーンにあわせてみてください。
犬用ドライシャンプーの成分を確認する
天然成分 | 植物エキス配合製品は刺激が少なく肌に優しい。 重曹を含む製品は消臭効果に期待できる。 |
アルコールフリー | アルコールは乾燥を引き起こす要因となりやすいため含まない製品が望ましい。 |
無添加・無香料 | 香料や保存料、着色料などの添加物は皮膚トラブルの要因となりやすい。 敏感肌の愛犬には、無添加・無香料の選択がベスト。 |
pHバランス | 犬の皮膚は中性〜アルカリ性。 |
愛犬にとって不適切な成分が含まれていないか、確認してみましょう。
とくに化学物質を含む製品は、皮膚トラブルを招きやすいため、注意が必要です。
成分やタイプ別の特徴を把握して、最適な犬用ドライシャンプーを選んでみてください。
犬用ドライシャンプーの価格相場
犬用ドライシャンプーを選ぶときには、価格も重要な選択基準のひとつになります。
ただし価格だけでは製品の品質判断が難しいため、相場と背景の理解が大切です。
一般的な犬用ドライシャンプー | 1,000円〜2,000円程度 |
天然成分・オーガニック製品 | 3,000円〜5,000円程度 |
ブランドや原産地による影響で、価格が変動する場合もあります。
通販サイトのセールやキャンペーンなどを利用して、お得に入手してみましょう。
犬用ドライシャンプーの正しい使い方
犬用ドライシャンプーは製品ごとで使用方法が異なるため、タイプ別に手順を確認していきます。
泡タイプの使い方
適量を手に取る
犬の健康状態を確認してから、ボトルをよく振って、適量の泡を手に取ります。
泡は膨らむ特性があるため、まずは少量を手に取りましょう。
犬の毛に揉み込みながら塗布する
犬の毛に揉み込むようにして、泡を塗布していきます。
汚れや匂いが気になる部分はしっかり塗布しながら、なるべく均一に馴染ませていきます。
軽くマッサージをする
泡を塗布したら、犬の毛を軽くマッサージしていきます。
マッサージすることにより、泡の成分が皮膚に浸透して匂いや汚れを取り除きます。
ブラッシング
マッサージの後は犬の毛をブラシでとかしましょう。
余分な泡や汚れを取り除いて、毛並みを整えます。
乾かす
最後はタオルやドライヤーで、適度に乾かしましょう。
基本的に泡タイプのドライシャンプーは乾かさなくても問題ありませんが、冬場は身体を冷やさないように注意してください。
ミストの使い方
適切な距離でスプレーする
犬の健康状態を確認してから、ミストを犬の毛に均一に吹きかけるため、ボトルを犬から約20〜30cmの距離で保ちます。
犬の毛に均一にスプレーする
短めの間隔で、犬の全体に均一にミストを吹きかけます。特に汚れや臭いが気になる部分には、しっかりスプレーするのがポイント。
軽くマッサージをする
ミストを吹きかけた後、犬の毛を軽くマッサージしましょう。
ミストの成分を犬の皮膚や毛に浸透させやすくすると、汚れや臭いを効果的に取り除けます。
ブラッシング
マッサージ後はブラッシングをして、毛並みを整えます。
自然乾燥
ミストタイプの犬用ドライシャンプーは、基本的に自然乾燥させるだけでOKです。
パウダーの使い方
適量のパウダーを取り出す
使用前に犬の健康状態を確認し、適量のパウダーを取り出します。
犬のサイズや汚れの度合いによって異なりますが、一般的な目安はティースプーン1〜2杯程度です。
犬の毛に均一に振りかける
犬の毛の根元から先端にかけて、均一にパウダーを振りかけます。
汚れや臭いが気になる部分には、しっかりとパウダーを振りかけることがポイント。
軽くマッサージをする
パウダーを振りかけた後、犬の毛を軽くマッサージして皮膚や毛に浸透させます。
ブラッシングして余分なパウダーを払い落とす
ブラッシングをして余計なパウダーや汚れを取り除き、毛並みを整えましょう。
シートの使い方
シートを取り出す
パッケージから1枚のシートを取り出します。
犬の体を拭き取る
シートを手に持ち、犬の体を優しく拭き取りましょう。
とくに汚れや臭いが気になる部分、足裏やお腹、耳の周りなどは念入りに拭き取ってください。
シートが汚れたら新しいものに取り替える
シートが汚れてきたら、新しいシートに取り替えて拭き続けます。
1枚で十分な場合もありますが、犬の汚れの状態やサイズによっては複数枚必要な場合もあります。
シートの両面を利用
ートの片面が汚れたら、反対側を使用して効率よく拭き取りましょう。
使用後は手を洗う
シートで拭き取った後は、手を洗いをします。
シートには清潔成分や保湿成分が含まれている場合が多いですが、手に残った汚れやバクテリアを洗い流すためにも、手洗いは欠かさないようにしましょう。
犬の皮膚トラブルを避けるための注意点
犬の皮膚はデリケートなため、誤ったケア方法をしているとトラブルを引き起こしやすいです。
皮膚トラブルを避けるためにも、3つの注意点を紹介していきます。
犬用ドライシャンプーの使用頻度
犬用ドライシャンプーは、水を使わずに清潔を保つ便利なアイテムですが、使用頻度には注意が必要です。
通常のシャンプー頻度 | 月に1〜2回 |
犬用ドライシャンプーの頻度 | 3〜7日間に1回 |
犬用ドライシャンプーは負担が少ないといわれていますが、使用頻度が高いと、かえってストレスを招きます。
愛犬にとって自分の匂いが消えたり、洗いすぎによる皮脂の乾燥は心身ともに負担です。
使用頻度が少なすぎてもいけませんが、犬用ドライシャンプーだからといって毎日洗う必要もありません。
目・口・耳に入らないように注意する
犬用ドライシャンプーは、目や耳に入ると炎症を起こすリスクがあるため、注意してください。
万が一、犬用ドライシャンプーが目に入った場合は、速やかに洗い流します。
愛犬の口に入っても問題がないよう、舐めても良い成分を使用したドライシャンプーを選択しましょう。
異変がないか確認する
使用方法を守っていても、愛犬の身体に異常がないか確認してください。
とくにアレルギーを持つ愛犬は、外部の刺激に敏感に反応するため、より注意が必要です。
万が一、愛犬の身体に異常があらわれた際は製品を持参して、かかりつけの動物病院を受診しましょう。
犬用ドライシャンプーの保存方法と使用期限
犬用ドライシャンプーを効果的に使用していくために、保存方法や期限を確認していきます。
保存方法 | 直射日光や高温多湿を避けて、暗所で保存する |
使用期限 | 各製品のパッケージに記載 |
とくに泡やスプレータイプのドライシャンプーは、高温になると成分が変質する恐れがあるため、注意が必要です。
使用後は容器のキャップやフタをしっかりと閉めて、製品の中の成分が外部の空気や湿度に影響されるのを防ぎましょう。
使用期限を過ぎると製品の効果が低下するだけでなく、犬の皮膚に刺激を与える可能性があるため、なるべく早めに使い切るのが基本。
使用前から製品の色や匂い、質感などに変化がある場合は、各メーカーへ問い合わせてみてください。